【ほだれ祭り2019】新潟の奇祭で妊活成功？子宝祈願と下半身にご利益
ほだれ祭り2019
平成31年3月10日（日）
午前11:00～午後2:00頃
新潟・長岡市に春の嵐を呼ぶ祭りと言えば「ほだれ祭り」です。
全国的にも有名なこの奇祭「ほだれ祭り」は木造の２・２メートル、６００キロの巨大男根がご神体「ほだれ様」です。
全国、海外からも観光客が訪れる「ほだれ祭り」の見どころとご利益はどのようなものなのでしょうか？
～～目次～～～～～～～～～～～～～～
【ほだれ祭り2019】日程イベント詳細
【ほだれ祭り】ご由来
【ほだれ祭り】のご利益
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【ほだれ祭り2019】日程とイベント詳細
第40回ほだれ祭
平成31年3月10日(日)午前11:00～午後2:00頃
(毎年3月第2日曜日開催）
会 場：ほだれ大神～新潟県長岡市来伝617 「下来伝公民館」
問合せ：長岡市栃尾支所商工観光課 0258-52-5827
共 催：諏訪神社
「栃尾ほだれ祭ツアー」として栃尾観光おこし日帰りバスツアーもあります。
ほだれ祭りイベント内容
10：00 大数珠くり（集落内巡回）
11：00 大しめ縄張り…県の重要文化財にもなっている御神木の大杉に200㎏の大しめ縄を張ります
11：15 修抜、清殿式、献撰の儀
11：30 初嫁厄払い、樽酒鏡開き
12：00 一般参賀
12：40 ほだれ大神移降
13：00 ほだれ大神巡覧
13：20 社殿舞い込み
13：30 富くじ撒与・抽選会
14：00 終了
※進行状況はかなり自由です。
メインは初嫁さんの「ほだれ大神巡覧」で新婚1年未満の「子宝と安産を願う花嫁さん」にお神輿にされた「ほだれ様」を乗せて練り歩きます。お祭りにキッチュさだけでなく、グルメも充実していて本物のたぬきの肉が入った「名物たぬき汁」無料のおからのから揚げ「あげあげあげ」玉こんにゃく玉こんにゃく。ほだれ様をかたどった「ほだれ酒」ほだれ様を模したお菓子などもあります。
例年、その年の積雪量によりお祭り当日も雪が残っている可能性もあります。服装に注意しましょう。
【ほだれ祭り】のご由来
「ほだれ祭りとは」
かつて江戸時代にあったと言われるこの祭り。過疎化の村おこしの一環として1979年に復活し、今に続いている伝統ある奇祭です。
日本一の巨大男根を模したご神体「ほだれ様」は地元に降り注ぐ災い除けの道祖神として祀られた神様です。ほだれ神社の周りには大小の石でできた道祖神だらけです。そもそもなぜ道祖神が「ほだれ様」なのか？というと昔の言い伝えの復活からなのです。
この村には言い伝えがあって、長岡市指定文化財にもなっている大杉は、もともと雄杉と雌杉の2本あったんです。今残っているのが雌杉で、雄杉は台風で倒れてしまったらしいんですよね。雄杉が倒れた後、村の中で後家さんが増えだし、能力のある方に見てもらったら、雄杉が倒れて雌杉が怒っていると…。そこで村の人たちは木彫りの男根を奉納して雌杉をなぐさめた。という話です。
「ほだれ祭り」の際は新婚1年未満の新妻「初嫁さん※」が神輿に乗った御神体にまたがり、これを村の男衆が担いで村内を練り歩き、「子宝」「安産」「縁結び」「五穀豊穣」「商売繁盛」「家内安全」を祈願します。
※道祖神・・・（村境や峠の）道端に石像でよく祭られ、外から来る魔・災いを遮り防いで安全を守る神。
※ほだれ＝穂垂れ、つまり稲穂が実り頭が垂れ下がる状態のことから五穀豊穣のご利益もうたわれています。
※お神輿に乗りたい「初嫁さん」は応募制で、県外や海外の方の参加も受け付けています。
【ほだれ祭り】のご利益
ほだれ様は男根を表している道祖神です。
言い伝えの通り『雄杉が倒れて雌杉が怒っている』という杉なのに江戸時代は「女だから男根型で」などのアイデア。
現代なら、女性蔑視だわ！と余計に怒られそうですが、雌杉も満足したので女性の望みを叶えるご利益が期待されています。
ご利益
「子宝」「安産」「縁結び」「家内安全」
「五穀豊穣」「商売繁盛」
現代では子宝に恵まれるかどうかは、夫婦双方の責任ですので、男性側にもご利益があるのかも？
