【田縣神社豊年祭2019】奇祭と言われる見どころ・駐車場とアクセス方法



田縣神社・豊年祭
平成31年3月15日(金)
午前10時頃~午後4時頃まで


愛知県の有名なお祭り田縣神社『豊年祭』です
なぜ有名かと聞かれたら、ものすごい奇祭だからです。
毎年3月15日に行われ、直径六60㎝長さ2m余りの男性器御輿を作り直し、42歳厄年男性が担ぎます。それと共に五人衆の女性は小ぶり男根抱えて練り歩くという、なんだか生々しいしきたりで、世界中から見物客が来るスゴイ奇祭です。
 
~~目次~~~~~~~~~~~~~~
【田縣神社・豊年祭2019】日程イベント詳細
【田縣神社・豊年祭】駐車場とアクセス方法
【田縣神社・豊年祭】ご由来・巨大男根神輿の理由
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【田縣神社・豊年祭2019】日程イベント詳細


会 場:田縣神社(本年のお旅所は「神明社」となります)
愛知県小牧市田県町152 田縣神社
名鉄小牧線 田県神社前駅より徒歩5分


 
豊年祭とは巨大男根神輿を神様にお供えし、今年一年が豊かな年であることを祈るとともに、万物の育成、子孫の繁栄を祈願する当社最大の神事です。
田縣神社の豊年祭がすごいのは毎年新しく檜で大男茎形を作り直し奉製することです。
その大きさ直径60㎝、長さ2m余り、約250~300㎏の大男茎形(男性の性器)を神事のために作成し※1それを42歳の本厄男達が御輿に担ぎ、御旅所から行列をなして当社に奉納します。また小ぶりな男根をかたどったものを五人衆の女性※2が抱えて練り歩きます。見物客の所に寄ってきてミニ男根を触らせてくれますのでそれを触ると「子どもを授かる」と言われています。外国人観光客も多く一部では伊勢神宮より海外では有名という話もあります。
 
※1 斧入祭(おのいれさい)
平成31年3月3日(日)午前9時より
豊年祭にお供えする大男茎形(おおおわせがた)を彫り上げる最初の神事。
役員、奉製従事者、御輿担ぎ手(42歳厄男)及び五人衆(男茎形を持つ女性)が参列

※2 籤取式(くじとりしき)
平成31年2月20日(水)
豊年祭の奉仕する「五人衆・綱持」(女性)を決定する儀式です。
宮司が神前にてくじ引きで御神意をうかがいます。
  
豊年祭スケジュール
午前10時:大男茎形及び神宝類等、お旅所に安置。
御輿を担ぐ厄男の献餅行列、尾張中央農協味岡支店前出発。
午前11時前:厄男による献餅行列、田縣神社に到着。
午後1時:御輿行列出発神事、厄男・行列奉仕者等参列。
午後2時:御輿行列出発
午後3時:例大祭(田縣神社本殿にて)
午後3時半:御輿行列田縣神社に到着。(約120名参加)
午後4時:奉祝餅投げ


大男茎形(男性の性器)神輿を祀る奇祭ですから、お守りや絵馬にも直球な大男茎形がモチーフとなっています。出店も「ばなちん」やソーセージ入り「珍呆参」「珍呆焼」などご利益にあずかれそうな食べ物が多いです。
  

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【田縣神社・豊年祭】駐車場とアクセス方法

境内無料駐車場(約50台)が神社前にあるのですが祭り当日は一切使えません。
また、最寄り駅の名鉄小牧線・田県神社前駅の他の駅近くで車を止めて電車でやってきます。が、名鉄小牧線の他の駅チカのコインパーキングも残念ですがあまり大きなところはないようです。

交通規制~3月15日の豊年祭では近隣道路の交通規制が行われます。
  

【田縣神社・豊年祭】ご由来・なぜ巨大男根神輿の理由

田縣神社の御祭神
 御歳神(ミトシノカミ)・・・農業の神様、五穀豊穣の守護神
 玉姫命(タマヒメノミコト)・・・子沢山の未亡人神様、子孫繁栄


「恋愛」「子宝」「安産」「、縁結び」「夫婦円満」
「商売繁昌」「厄除開運」「諸病の平癒」

ある時、土地の者が田植え前に百姓に牛肉を食べさせたところ御歳神は大変怒り、田にイナゴを放し稲を枯らすという嫌がらせをしました。
困った土地の者達は、御歳神に白猪・白鶏・白馬を捧げて謝罪します。御歳神は「許しましょう」と糸巻き・麻の葉・鳥扇等と共に男茎を用いたイナゴ除けのまじないを教え、稲は元通りになり豊作となったと言います。

神社では牛肉を食べてはいけない理由
神社にお勤めの方は基本四つ足の動物のお肉は神社内では食べないそうです(アフター5はOK)
なぜ四つ足動物の肉はダメなのか?明確な理由は定かではないのですが、神社の敷地内にいる時やお祭りの期間中も食べないようにしている方もいるそうです。

牛肉・豚肉を食べてはいけない理由として・・・
・仏教では正月3が日は四足歩行の動物の肉を食べる事を禁止ていた
・歳神様は新年に幸福をもたらすためにやってくるので3が日は食べちゃいけない
・天武天皇が僧侶の肉食禁止令を出し、神や仏に肉を捧げるのを禁止した

 
との説もあります。神仏習合の考えは明治維新に伴う神仏判然令まで1000年以上続きましたので、田縣神社は歳神様が御祭神の神社ですから怒られても仕方がない?のかもしれません。
また、もう一方の御祭神のタマヒメノミコトはは尾張地方出身です。子宝の神様で女性ですから、昔は女性の神様のご機嫌を取るなら大男茎形をお祀りするというのは、割と定番だったようです。
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わりと本気で子宝祈願される方にぜひ一度は訪れたいのが田縣神社・豊年祭です。

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